
[ 住 所 ] 〒844-0003 佐賀県西松浦郡有田町上幸平1-11-3 ![]()
[ 営業時間 ] 8:00~17:00
[ 店休日 ] 火曜日
[ TEL ] 0955-29-8079
[ FAX ] 0955-43-2580
HOME > 陶舗~蔵~田本氏に聞くポーセリンラボの魅力
陶舗~蔵~田本氏に聞くポーセリンラボの魅力

陶舗蔵 田本正樹
1975年7月7日長崎県佐世保市生まれ
世田谷区在住
・業務内容・・・有田、波佐見、伊万里、瀬戸、多治見、信楽等の窯元の商品をセレクトしての販売。
・趣味・・・ファッション、家具 、食べ歩き
・好きなブランド・・・「COMME des GARCONS」
田本さんが当社に訪ねてこられたのは今から数年前、取引をされている飲食店が当社の製品に興味を持って下さり、取引をさせて頂きくことになったのがきっかけで現在に至ります。
当時から東京を中心に活動されており、取扱っている商品、取引先の飲食店さんも型にとらわれないお洒落なお店が多く、有田焼業界ではめずらしい存在でした。
ちょうどその当時、今までの古伊万里様式だけでは将来に不安を持ち始め、現代のライフスタイルに合った有田焼の開発をしたいと思っていた矢先だったこともあり、商品開発と販売先開拓において、田本さんにご協力いただいたのが『LABシリーズ』の始まりです。以来、様々な面でご協力をいただいています。
いつもお世話になっています。
こちらこそいつもお世話になっています。
今回は器のバイヤーである田本さんに、LABシリーズについて色々とお聞かせ頂ければと思います。まず、LABシリーズが広い世代に受け入れられている要因は何だとお考えですか?
LABシリーズの特徴は、シンプルで料理の魅力を最大限生かしてくれるデザインです。それだけでも多くの方に興味を持って頂けるかと思いますが、有田焼のイメージを一新する価格設定が、広い世代に受け入れられている要因の一つかと思います。
有田製窯さんは大きな工場をお持ちですが、小回りも利き、あらゆる要望・デザインを形にして下さいます。LABシリーズは、有田製窯さんならではの特徴を生かした他にはない商品展開も魅力です。
有難うございます。しかし現場はいつも頭をかかえています(笑)
実際にご利用頂いているお客様の要望を、製作側にもフィードバックするのも大事な役目と思っていますので。
試作を繰り返し、よりいいものに仕上がっていく過程には喜びを感じます。現場の方は大変かと思いますが、完成した製品をお客様に紹介した際は皆さん喜んで下さいます。
有田製窯さんの器は有田焼の既成概念にとらわれず、デザインもバラエティに富んでいます。しかし基本の技術をしっかりと守り、伝統の手法が生きているのも素晴らしい。
田本さんに監修していただいた製品の中で“マレットグラス”があります。
どのようなコンセプトを基にお考えになったのですか?
追求したのは、手に持った時の心地よさです。日常使いのカップとして使用して頂くのを前提に、手に持ってしっくりくる、なじむ形状にこだわりました。
他にも、李朝シリーズも監修していただきましたよね。
そうですね、李朝は特に土にこだわりました。
私自身が、興味を持っている作家さんの一人に唐津の「岡晋吾」さんがいらっしゃいます。彼の力強い土に魅せられ、有田製窯さんの為に無理を承知で土を分けて頂いたのがきっかけです。
色々と有難うございます。確かに李朝シリーズは他のLABシリーズと違い、薬膳なども似合いそうな趣がありますよね。
生地の良さを生かした、素朴で力強く生命力あふれる商品になったと思います。
その他にも醤油差しや茶碗、豆皿など、田本さんに監修していただいた製品は多岐に渡ります。
こちらの商品はデザインの監修を担当した上で、有田製窯さんで作っていただきました。
お陰様で、お客様からも好評を頂いているようです。
繊細でいい形をしていますよね。
伊右ェ門さんオリジナル商品なので、京都のショップでの限定販売なのが残念ですが、京都にお越しの際には是非見ていただきたいですね。
現在は、メーカー・商社側も売るのに大変な時代になりました。
今後どのようにしていくべきでしょうか


私の仕事は、お客様の欲しい商品を察知し、漠然としているイメージを具体的に提案することです。
商品により近い場所にいるバイヤーとして、お客様の声をくみ取り、それに相応しい製品を提案しなければいけません。もちろん予算や、全体のレイアウト、お店のコンセプトなど考慮しなければいけないのも前提ですが、やりがいを感じますし楽しいです。
メーカーや商社さん側も、器のトレンドを感じ取り、広い視野で商品を展開して欲しいですね。
有田焼の伝統を大事にしつつ、現代のライフスタイルに合った商品を提案していくことが重要だと考えています。
陶舗蔵田本氏のお勧めの一店
田本さんは色々な料理店と取引があると思いますが、今お勧めのお店とかありますか?
銀座にあります「座来 大分」様が特にお勧めです。
こちらのお店は、大分県の経営です。大分といえば「関サバ」「関アジ」「城下かれい」「豊後牛」「国東半島の野菜」「かぼす、柚子」等など・・・・数えきれな程の食材の宝庫なんです。
お店で使われている食材は、ほぼ全て大分産で、器に関しても「竹」「小鹿田焼」などが随所に使用されています。内装、サービス等の雰囲気も、非常にモダンで感度の高いレストランなので、言われずに行くと、県経営のレストランと分かる方は少ないと思います。
もちろんLABの器も一部にて御使用頂いていますよ!
詳しくはHPをご覧頂ければと思います。
http://www.zarai.jp/index.html
最近は地方の時代、なんてフレーズを多々見かけますが、銀座界隈にも何件もの県経営のアンテナショップが存在しています。大分まで行くのは大変ですが、東京の中心でこれほど新鮮な大分の食材を楽しめる・・・・
色んな意味で便利になりましたね。
今後ともバイヤーとしての意見をお聞かせください。本日は有難うございました。

















