» 製品の説明~有田焼プチ講座~のブログ記事

絵付け用の筆。
いろんな筆があります。

イメージとしてはこれかな?

スタンダードシリーズのLINEだとこんな感じ。

筆を持ちかえて線を描きます。

弥左ヱ門シリーズから
日本独自に進化した筆、濃筆(だみふで)

大きな筆ですよね。
この筆にたっぷりと絵の具を吸わせて、それを表面張力で絵の具を流し込みます。
筆先は生地にはつけないんですって!

筆ペンみたいに筆を絞って絵の具を流します。
一気にたくさんの面積を塗ることができるので美しい塗り後が残ります。

これらの筆、どこで買っていると思います?
町内の材料屋さん?
ネット注文?

答えはこれ!

広島から筆を売りにいらっしゃるんです!

職人さんが群がります。
下絵の職人さん、本窯の職人さん、上絵の職人さん。
みなさんが使われる筆が違うのでたくさんの種類がありますね!

筆も手作業で作られているので1本1本違います。
それを職人さんが触って、あーでもないこーでもないと言いながら自分に合う筆を選びます。

選び終わるととってもダンディーなおじさまに伝票を書いてもらいます。
おじさまは最後、経理にその伝票を渡して終わり。

おじさまは広島県熊野からいらっしゃる妙勝会さん。
サイトも何もないので一般の方にはなじみがないと思いますが、有田ではなくてはならないお店です。

有田や伊万里などの窯元には妙勝会さんが車で回ってきて下さいます。
ありがたいですね。

もし、妙勝会さんの筆が欲しい方は
佐賀県陶磁器工業協同組合にも置いてありますので、そちらでどうぞ!

って言っても有田ですが・・・。

モダンな和食器(有田焼)通販サイト・ARITA PORCELAIN LAB 7,560円以上のお買い上げで送料無料

1616年に李参平をはじめとする朝鮮陶工によって始まった有田焼は2016年で400周年を迎えます。

有田焼の原料はどこからきているかご存知ですか?
今回は有田焼の主原料である陶石をご紹介しますね。

400年ほど前に朝鮮陶工の李参平が有田で陶石を見つけたんだよね?
だったら今でも有田町内で調達できる?


有田町内にある泉山磁石場

海外から?
時期で有名な景徳鎮やチェコ、ニュージーランドにもカオリン土などの陶石の成分産地はあります。
マイセンとかヘレンドはチェコやドイツのカオリン土と長石などを混ぜ合わせて自社に最適な粘土を作っています。

有田の場合は陶石は熊本県天草市から来ています。

150年ほど前までは天草陶石と泉山陶石を混ぜたものを使ったりしているところもありましたが、
保守的な人たちからは泉山の磁石を使っていないものは有田焼とは認めないという意見もありました。
しかし、明治35年(1902年)から品評会(九州山口陶磁展の前身)でも泉山陶石以外の陶石で作られたものでも
出品可能になったそうです。

現在はカオリンを多く含む天草陶石が使用されています。
天草陶石は粘りがあり、また鉄分やチタンの含有量が少ないためとても白く焼き上がるそうです。
(一部作家さんなどが今でも泉山陶石を使っていらっしゃいます。)

そんなこともあり、私は一度どうしても、天草の磁石場を見てみたかった。
私たちが使っている陶石はどんなところで採掘されているのかを見たかったんです。
たまたま、他の窯元の方が天草の磁石場を見学に行かれるというので、私も同行させていただきました。

有田から天草までは船で行きます。
鹿島市を通り、あの有名な「ギロチン」と言われる有明海潮受け堤防の上にある道路を取って長崎県の島原に行きました。
島原から天草までフェリーが出てるんですよ。

フェリーから撮った海。これしか写真撮っていないというのが何ともかんとも(笑)

天草に渡ってからはとってもいい景色です。

天草にある陶石やさんで一番有名なのが「上田陶石合資会社」
上田陶石合資会社さんは焼き物も焼いてらっしゃいます。
さすがに陶石やさんの焼物、とっても地肌がきれいでした。

そして上田家史料館が敷地内にありました。

天草の陶石は1662年に平戸藩窯の今村弥次兵衛が初めてつかったと言われています。
それまでは包丁を研ぐ「砥石」として使われていたそうです。
今でもホームセンターなどで砥石のコーナーに行くと天草砥石が販売されていますよ。


この文様は高浜焼の代表的なものだそうです。
海松紋【みるもん】
さすがに海の近くだけあって海藻の文様ですね。モダンな感じもして可愛いですね。

説明文を読んでいると面白いことが書かれていました。
「高浜焼が売れず、有田焼ばかり売れている。有田焼の原料は天草陶石だから有田には陶石を売らないようにしよう」
というような記録も残っているそうです。

とは言え、高浜焼の品質向上のため平戸藩三川内や長崎の亀山から職人を呼んだり苦労されたようです。
それも何より天草の人々のため。
天草の人々の職を作り出すために庄屋でもあった第7代上田源太夫宜珍が私財をなげうってでも産業を興したんだそうです。

しかし、高浜焼は12代が閉窯し、陶石の採掘販売に専業していた時期もあったようです。

有田以外の焼物産地の歴史を知る機会はあまりないのでとても衝撃を受けました。
それとともに有田焼の影響力の高さにも驚き、いまの有田の現状と重ね合わせ
「人々に憧れられる有田焼なのか?高い技術は保持できているのか?」
と振り返った次第です。

ARITA PORCELAIN LABの粘土もたどっていけば、この上田陶石から来ているようです。

というわけで、採掘現場に行こうとしたのですが・・・。

有田の人は磁石場はすぐ身近にあります。
町中にあって、磁石場のすぐそばまで家が建っていたり、陶器市の通りもすぐそばです。
なので、天草の磁石場も甘く見ていました。
すぐにつけるのだろうと。

田んぼを抜け、山に入りました。
細い道を通り、ようやくあったのが、磁石の選別場。
この奥に磁石場があるに違いない!
その前に古窯跡も見ておこう!

奥には登り窯跡がありました。

5連くらい繋がっていました。
足場が悪くて写真撮るのが精いっぱいで数えていませんでした(汗)

こんな山の中で焼いていたんだと思うと、運搬とか大変だっただろうなと。
単純にそう思いました。

さぁ、登り窯も見たし、磁石場へGO!

途中から道の舗装がなくなり、でこぼこ道。
でもトラックが通ったような跡はあります。
トラックが通っているのであれば、間違いない!
そう信じて30分。
着きました!

ハイ!
山が削られて、茶色い地肌が見えています。
まるでショッカーが出てきそうです。

あまりのショックに写真も撮り忘れていましたが、どうもここ、磁石場じゃないようです。
陶石ではない他の土の採掘現場のようでした。

フェリーの時間もあったので、改めて磁石場を探すこともできずに、先ほど通った選別場に寄りました。
ここでも衝撃の事実が!


おばあちゃんが石を手作業で選別しているんです!

天草は有田と違って陶石が帯状に堆積しているそうです。
地層をイメージして下さい。バームクーヘンのように地層が折り重なっているそうです。
有田の場合は山一つが陶石。

今は昔のように陶石の塊(岩)での採掘がなくなっているそうです。

昔は捨てていたような小さな石を選別して陶土にしているとのこと。
その選別をおばあちゃんがしていました。

なんだか、涙が出てきました。
私たちは粘土になったものしか見たことがなかったのですが、その原料は手作業で選別しているのかと。
本当にここは日本で、2015年なのかと!

有田焼の現場を見学して頂いた方は
「こんなに手作業とは思わなかった。」
とおっしゃいます。

私も同じ気持ちでした。
「陶石を選別するのにまさか手作業だったとは。」

天草陶石はとりやすいところの多くは採掘が終わっているそうです。
今後は山の木を切り、堆積している土を取り除いた後、よりよい陶石を採掘しなければならないそうです。
採掘するまでに山を切り開くためにかかる費用は・・・・
とてつもない金額がかかるとのこと。
すぐにはできないそうです。

もうすぐ、陶石の値段が上がります。
選別場を見ればそれも仕方ないのかな~と思う反面、なかなか製品に転嫁できないこともあります。

工場内手工業である有田焼。
原料も手作業での選別。
有田焼を手に取られた方々は大切に使って下さいね。

「割れないと新しいものが売れない」
と冗談のように言いますが、作り手からすると割れるのは哀しいです。
大切に使って頂いてこそ、愛着も湧きます。
割れたら困るからなおしておく、飾っておくではなく、大切に使っていただくことが一番嬉しいことです。

これからもARITA PORCELAIN LABをよろしくお願いしますね。

呉須錆線紋・呉須錆線紋


ARITA PORCELAIN LABが独自の技術で開発したモダンな質感と、その上に有田焼らしい呉須と朱色で均等に描かれた美しいラインは、職人の総手描きです。

均等に同じ線を何本も描き続けることができることが有田焼の職人が持つ基本的な技術です。
電子レンジも食洗機もご利用いただけます。

JAPAN SNOWシリーズの急須・デザイン湯呑・デザイン蓋物にある文様の意味をご紹介します。

松・洋なし・七宝

【松】不老長寿の象徴

【洋なし】博愛・和やかな愛情

【七宝】七宝を.構成する円形は円満をしめす

JAPAN SNOWの小皿や豆皿セットにある「長寿」
この長寿セットの文様は全て長寿につながるものです。
一枚一枚ご説明いたします。

長寿

【菊】長寿のシンボル

【竹】しなやかで折れることの無い力強さ

【網】どこまでも広がる永遠性、長寿
JAPAN SNOW 小皿 網 長寿

【草】植物の持つ生命力

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ミニティッシュbox 弥左ヱ門

ミニティッシュBOX
送料消費税込
1,000円

1616年に李参平をはじめとする朝鮮陶工によって
始まった有田焼は2016年で400周年を迎えます。

JAPAN SNOWの小皿や豆皿セットにある「繁栄」
この繁栄セットの文様は全て繁栄につながるものです。
一枚一枚ご説明いたします。

繁栄

【唐草】

無限に発展繁栄する

【青海波】

無限に広がる吉祥の波

【若竹】

しなやかで折れることの無い力強さ

【地紋】

無限に続く、発展する

おめでたい席でも、繁栄を願う日常でもお使い頂けたらと思います。
豆皿は箸置きとしてもお使い頂けます。

ミニティッシュbox 弥左ヱ門

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1,000円

1616年に李参平をはじめとする朝鮮陶工によって
始まった有田焼は2016年で400周年を迎えます。

古伊万里草花紋

文様のモチーフは、福と蝠が同音であることから富の象徴として古来より縁起のよいとされる蝙蝠がモチーフです。

蝙蝠はここの部分。

弥左ヱ門にオリジナルがあります。

弥左ヱ門 盛皿 古伊万里草花紋

酒器揃 古伊万里草花紋

この文様はJAPANシリーズの各シーズンで銘々皿をお作りしていいます。
色が変わるだけで雰囲気ががらりと変わるので面白いですよね。
ご自分にあった色をお選び下さいませ。
JAPAN CHERRY

JAPAN BLUE

JAPAN AUTUMN

JAPAN TEA

皆さまに「福」多からんことを!!

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1616年に李参平をはじめとする朝鮮陶工によって始まった有田焼は2016年で400周年を迎えます。

古伊万里草花紋

文様のモチーフは、福と蝠が同音であることから富の象徴として古来より縁起のよいとされる蝙蝠がモチーフです。


ここの真ん中の部分が蝙蝠です。

おめでたい席でもお使い頂ける文様です。

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1616年に李参平をはじめとする朝鮮陶工によって始まった有田焼は2016年で400周年を迎えます。

今回の技法についてのご紹介は「スノー」
JAPAN SNOWのスノー釉についてです。

日本の粉雪を想わせる白磁(SNOW釉)


釉薬をかけずに焼いた状態の白の美しさを表現しました。弥左ヱ門窯に伝わる門外不出の技術で調合した釉薬を職人が一個一個刷毛で塗る事で実現。その白の美しさは、世界でも有名な、日本の粉雪を想わせます。

Silent beauty of Japanese Snow.

This matte texture is our original, for its unique look, carefully glazed by brush instead of dipping porcelain into glaze. JAPAN SNOW , this series give the image of beautiful powder snow in Japan.

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1616年に李参平をはじめとする朝鮮陶工によって始まった有田焼は2016年で400周年を迎えます。

今週もARITA PORCELAIN LABで使っている文様のお話しです。
今日は三段重銘々皿揃いなどおめでたい席でお使い頂きたい製品にお付けしいる文様「丸紋寿」についてご紹介します。

丸紋寿

【寿】老いるまでの長い年月の意味で、最上の喜ばしい字。

【松竹梅】松・竹・梅 を「歳寒の三友」と詠んで、清廉潔白な文人の人格を象徴したことが始まりです。

風雪に耐えて、冬でも葉に翠(みどり)をたやさない松と竹は長寿の象徴です。松は古くから「常盤木」と呼ばれていました。竹は真っ直ぐに伸びて堅く、中は空虚で隠すことなく、節があって自制し、しっかり根を張って群生することから君子とたとえられました。
梅は寒さの厳しい季節に真っ先に花を咲かせ、香りが清らかで、学問が栄えるときに見事に咲くという言い伝えから、文を好む木「好文木」という異名があります。

三段重は弥左ヱ門にもJAPANシリーズにも丸紋寿があります。
見比べると面白いと思います。

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1616年に李参平をはじめとする朝鮮陶工によって始まった有田焼は2016年で400周年を迎えます。

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営業時間:10:00~17:00
店休日:不定休

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