» 2012 » 7月のブログ記事

とうとう、今日でおしまいです。

最後に写真であまり普段お目にかけることができない、テーブルセットをご紹介します。

この庭園セットを見る事ができるのは今日までです。
お時間にご都合がつかれる方は是非京王プラザホテルのご来場ください。

昨日も絵付け研究会へお邪魔しました。

先生の工房にお邪魔したんですが、今にでも工房として稼働し商売できるくらいのすごい工房!
本窯もかなり大きくてすごかった!


今年の2月に社長の松本は日本磁器創業有田焼400周年事業のアイデア探求海外派遣事業に参加し、パリに行ってきたのですが、実は私も参加していました。社長は1月にパリへ私は2月にヘレンド、マイセン、リモージュと焼物の産地へ行ってきました。
そんな事もあり、海外派遣に参加したメンバーとは400周年の事やこれからの有田についてなど熱く語る事はあったんですが、日常ではそこまで熱く語る事もなかったんですが・・・・

いました、ここに。

秀島先生とおっしゃるのですが、熱く人材育成について語ってくださいました。

有田焼の職人、本物の職人はあと10年もすればいなくなる。そうなる前に技術とその理屈と感覚を若い人に伝えたい。
上の人に言っても何も変わらないのであれば、自分ができる事をしなければならない。

そうおっしゃっていました。
自分にできる事・・・その中で絵付研究会を行ってらっしゃるようです。

テストピース
「線を描く」
私は鉛筆でもまっすぐ引けないのですが、この縁取り、すごくないですか?

定規を当てたかのようなまっすぐな線。
この線を描いたのは絵付けの勉強を始めてまだ数カ月の若い女の子。
彼女が線を描くたびに私は息を詰めてしまっていたのですが、
「自分の呼吸に合わせて線を引いて」
「ゆっくり描くのと早く描くのでは線の濃さが違う。自分の呼吸が分かっていないとスピード調整ができないよ」
と仰います。
息を止めると確かに自分のリズムが分からなくなってしまう。
線を引く練習彼女は練習を始めたばかりのころ、自然と体に力が入って息を止めてしか線が引けなかったそうです。練習をしていて苦しくなってしまっていたと今は笑って話してくれましたが、物凄い努力だと思います。

短い線しか描かないからと言って短くだけ描いているとそこで技術は止まってしまう。長くちゃんと書けるように練習することで自分のベストポジションが分かり、一番描きやすいポジションで描く事ができるようになる。

近視眼的にみれば合理的ではないかもしれませんが、遠回りをして、長い目で見るととても合理的だと思えました。

昔のように徒弟制度がなくなってしまった今、昔の事を知っている職人さんが若い職人さんにその想いや技術を伝えてくれなければ、これから先の有田焼はどんどん劣化していくかもしれません。

この研究会に参加している職人さんや先日、展示会を行った職人さんの作品で展示会ができたら面白いですね!
最後にこの道具。
カッコ良くないですか?先生の手作りの筆休めだそうです。
ほんの少しだけ筆先が水に浸かっています。そのために筆が乾く事がなく、すぐに使えるそうです。
「道具にこだわる。道具を大切にする。」
これも先生から習いましたと仰っていました。大切な事ですね。

OJT … 略してしまうとOn the job trainingとOff the job trainigの違いが分からないじゃないか!!と15年くらい前に思った事を思い出しております。

さて、今日は 「off」 の方のお話しです。

月に2回、水曜日に有田製窯では絵付けの勉強会を行っています。

勉強会をしたい人に場所を提供している、そういった感じです。

講師は社外の方、受講生は社外の方も社内の方もいらっしゃいます。
普段の仕事中にはできないような事をこの勉強会では行われているようです。

細かく書き込まれていますよね。
渕の部分とか、定規を当てたかのようにまっすぐに同じ様な線を書きこんである!

練習のたまものだそうです。
練習すれば筆でまっすぐな線を同じように何百本、何千本も描けるようになるのだとか・・・
当り前の事かもしれませんが、すごい事だと思います。

先生が仰っていたのは昔のように職人の育成が今はできずらいという事。
先輩から教えてもらうという事が昔と変わってきている。教える事ができる人が減ってきているし、習う方も心づもりが違う。
今に合った方法で技術の受け渡しをしていかなければならないのに、そこまでに至っていない。

仕事の中だけで技術を習得するのは難しい

・・・確かに難しいですよね。毎日の仕事に追われて、日常に追われて・・・よく分かります。


これ、色見本です。
色見本を見て、試しに書いてみて、実際に絵付けをする。
繰り返すうちに感覚的にどんな色合いになるか、完成形がイメージできるようになるとか。

絵具は顔料。元々は鉱石です。
焼物は科学なのでいろんな鉱石が酸化、還元を行う事で色が発色するそうで・・・・焼く前の色と焼いてからの色はだいぶ違います。(似たようなものもあるんですが・・・)


乳棒で絵の具をすります。そのあとにお水を加えて適度な柔らかさになるまですります。
ちなみにLABの商品で「ペストルタンブラー」ってありますよね。これはフランス語の乳棒「ペストル」からきているそうです。


今回は試し書き。
これを焼いてみてどんな色合いになるかを確かめてから、初めに出てきたお湯呑に描き込んでいくそうです。

このお皿で十分ステキ。

先日ご紹介しました展示会を開く職人さんも今回の職人さんも自分のスキルを上げるために一生懸命です。彼女たちが日々有田製窯の製品を作り出しています。
先生も仰っていたのですが、職人の育成は有田全体の問題。それをどう解決していくか。本当は難しい問題ではないんだけれど、難しい問題になっている事が一番の問題かもしれませんね。


さて、お湯呑が最終的にどう仕上がるか・・・楽しみですね!!

長いなぁ~と持っていた京王プラザホテルで行われている「有田・伊万里 やきもの夏まつり」も残すところあと1週間になってしまいました。

多くのお客様にご来場して頂いているようで、ありがたい限りですね。

もう一つありがたい事に京王プラザホテルさんのHPで弥左ヱ門の商品を沢山使って頂いているんです!!本当にありがたいですし、こんな使い方もあるのかと感心しています。
例えばこんなの

大皿をあんなに重ねて手水鉢にするなんて・・・・


庭に大皿を飾るっという事がすごいし、テーブルセットも使えないようなところで本当に飾りとして使ってあるという事もすごい。


バナーに使ってる写真も弥左ヱ門のコーヒーカップ(嵯峨野蝶絵
そして、JAPAN BLUEの銘々皿 古伊万里草花紋蕎麦猪口薬味皿 市松

かなり嬉しいですね。

7月31日までの開催となっておりますので、有田焼の新しい展示をご覧ください。

京王プラザホテル
JR新宿駅西口下車 徒歩5分。
京王線・小田急線・地下鉄(東京メトロ丸の内線・ 都営新宿線)新宿駅下車 徒歩5分。
都営大江戸線 都庁前駅B1出口すぐ

2016年は日本磁器創業400年です。

あと4年しかないのですが、少しづつ、有田のまちも変わりつつあるようです。

社長の松本が関わる事業では今週の日曜日に有田焼の原点、泉山磁石場に入ろうという事業が行われます。

この機会に普段、「立ち入り禁止」になっている泉山磁石場にはいってみませんか?

Facebookページからの情報・・・

約400年の間有田焼に従事した全ての陶工たちへの敬意として
毎年開催されている「先人陶工感謝祭」。この機会に普段入れない有田焼発祥の聖地といわれる『 泉山磁石場 』 を2時間だけ開放します!

そして、、、
◆——————————————————————-◆
◆ 入場いただいた方の撮影した    ◆
◆        写真を募集します!   ◆
◆——————————————————————–◆

1.撮影日時 平成24年7月29日(日)10:00~12:00

2.テーマ  “想い”

※撮影いただいた写真は、140文字以内のコメントを添付して応募いただきます。

3.応募方法

泉山退場後、下記の必要事項にご記入いただき受付にいる担当者へご応募ください。また、写真データを同時にいただきますのでデータのご準備をお願いします。
※その場でご応募出来ない方は、30日12:00までにメールにてお願いします。その際必要事項にある「受付番号」を「件名」に明記していただき、本文中に140字以内のコメントを記載くださいますようお願い致します。

4.メール送付先

有田町大樽1−4−1 有田商工会議所1階 社団法人陶都有田青年会議所 担当 金ヶ江美里 メール受付担当 庄村 賢人
E-Mail izumiyama.photo@gmail.com

(撮影時のお願い)
※泉山磁石場への入場はヘルメット着用が必須です。お持ちのヘルメットがある方はご持参をお願いします。お持ちでない方はこちらでご用意します(先着50名様)
※磁石場内は崩落などの危険性がある個所もあります。危険個所には絶対に近付かないようにお願いします。万が一、危険個所への立ち入り怪我・事故などあった場合には責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
※磁石場内への機材の持ち込みは手に持てる範囲とし、他の参加者の迷惑にならないように撮影等行うようにお願いします。

400年祭や有田町のホームページでも使っていただけるような
素晴らしい写真が応募されることを願っております。

ちなみに社長の松本が撮った写真

全景を撮らないところがらしい感じがします。

この事業に関しての詳しいお問い合わせは下記まで(Facebookページです)
泉山磁石場~普段は入れない有田焼の聖地~ ㈳陶都有田青年会議所

お中元はもうお送りになりましたか?前回ご紹介したそうめんセットは特別な方へお送りするための物ををご紹介しましたが、今回は少し気軽に、ちょっとしたお礼をお伝えしたい方へのお中元用のギフトをご紹介します。

やっと梅雨も明け、暑い日々が続いています。一日の疲れをリセットさせてくれるのは冷たいビール。

缶や瓶のまま頂くよりはグラスについだ方が数段美味しく感じますよね。

日ごろお世話になっているあの方へ、ちょっとしたリフレッシュの時間をお送りしてはいかがですか?

フリーカップ錆千段 2,100円(税込)
フリーカップ 錆線紋 1,995円(税込)

有田焼で泡立ちのよいビアカップはなかなかないのですが、錆釉のざらつき感がクリーミーな泡を作り出します。

また、女性の手にもなじむ大きさ。すっぽりと手に収まり、吸い付くような安心感があります。

大きさ 直径(飲み口)8.5cm(高台)5.8cm×高さ11cm(容量:300ml)

 

 

 

☆ARITA PORCELAIN LABからのプレゼント☆

 

Coedoビールはご存知ですか?
今回、ご注文のお客様に限りCoedoビール2本をプレゼント!


川越小江戸で作られているビールです。
国産ビールでありながらオリジナリティにあふれ世界各地で様々な賞を受賞されています。
今回このCoedoビールをARITA PORECELAIN LABからのお客様へのお中元としてお付けします。

フリーカップ 錆千段 2,100円
フリーカップ 錆線紋 1,995円

合計4,095円+送料 →4,000円(消費税・送料込)
Coedoビールを2本(800円相当)をプレゼント!!


この機会にお世話になったあの方へのお中元や

ご自分へのご褒美に夏を爽やかに乗り切るフリーカップのセットを選んでみませんか?

ILLUMSの7店舗でJAPAN BLUEの新作フェアが昨日から始まりました!!

北欧の素敵なライフスタイルを紹介されているイルムスさん。
私も大好きなお店なんですが、(天神からなくなったのが哀しいです!!!)JAPAN BLUEの新作フェアを行って頂いています。
期間は7月20日~8月29日までと長く開催してくださいますので、ぜひお近くの方は足を運んでください!!

以下メーリングリスト転記

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆◆ ARITA PORCELAIN LAB 新作フェア 開催のお知らせ!!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■開催期間:7月20日(金)~8月29日(水)
開催店舗:イルムス日本橋、イルムス二子玉川、イルムス横浜、イルムス東戸塚、
イルムス梅田、イルムス越谷アウトレット

■開催期間:7月25日(水)~8月29日(水)
開催店舗:イルムス名古屋

上記店舗では、夏の食卓を涼しく飾る、有田焼の新作 ジャパンブルーシリーズを
取り揃え、ARITA PORCELAIN LABの新作フェアを開催いたします!!

ジャパンブルーシリーズは、透明感のあるクリアブルーと格調高い上品な
パールブルーの2色の青に、濁りのないプラチナを加えて、水の清冽さを表現しています。

爽やかなカラーは北欧のテーブルウエアと合わせて、夏の食卓を爽やかに
コーディネートいたします。

ぜひ、各店舗でご覧ください!!

先週から九州では大雨が続いております。

LABのある有田町では被害はなかったものの、佐賀県内でも床上、床下浸水の被害に合われた方もいらっしゃったようです。

私自身、先週の土曜日に佐賀市内まで行かなくてはいけなかったのですが、普段なら1時間半くらいで到着するところ、道路の冠水や通行止めのため2時間半以上もかかってしまいました。

今日の有田も土砂降りが続いています。

同じ九州でも甚大な被害を受けられた地域も多くあります。

私達にできる事は限られているかもしれません。町内でも県内でもタオルを送るプロジェクトやボランティアとして現地に向かうプロジェクトが立ち上がっています。私達も個人的にですが、少しづつ関わらせていただいております。

被災地の一日でも早い復興と亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

先日、ある方から話し。

「錆」っていう名前は「錆色」の「錆」だったんですね。

私は当り前に何の疑問もなく「錆」っぽいから「錆」と思っていました。
そういった事に興味を持たれる方もいるんだなぁ~と感心しました。

私の師匠の言葉に「全てを疑え!」と言うのがありますが、まさに、その通り。何にでも興味を持って取り組まなければいけないと反省です。

という事で、ちょっとだけ錆についてお話しします。

このザラっとというか、サラッとという独特の手触り。
一般の有田焼のつるっとした手触りとは全く違った感触で、釉薬がかかっているのかどうかも分からない製品です。
この独特の感触を出しているのは作り方にちょっとした工夫があるからです。

それは釉薬をザブっと全体にかけるのではなく(一般的には釉薬の桶の中に一度くぐらせます)一つ一つ刷毛を使って釉薬を「塗って」いくから。
とても手間のかかる事をしています。

そしてこの白い線ですが、塗った釉薬が乾いてから鉄筆を使って削っています。

触って頂ければ分かるのですが、ゴトゴトとしています。

職人さんは一つ一つ手仕事でこれを仕上げていきます

とてもシンプルなデザインですが、一つ一つを手仕事で仕上げることで製品に表情が生まれます。それが愛着につながるのかな?と思ってみたり。

有田焼は海外の産地と違い天然の鉱物で作られています。そのため、本当の意味での均一な製品はできずらい。それでも同じように釉薬をかけ、同じように線を引く事ができる職人さんの技術があるからブレのない製品を提供できるのだと思います。

錆シリーズは食卓を一気にモダンにしてくれます。

白い器が何にでも使いやすいとは思いますが、こういった表情のある器も料理を引きたててくれますよ。

有田駅前に「有田一番館」というお店があります。

ここは「有田の愉快な仲間達」というおばちゃんたちのグループが有志で作っているお店です。

このおばちゃんたちの心意気に賛同してお店を格安で貸したり、窯元さんが商品を置いたりしています。

もちろん、有田製窯の焼物も置かせてもらていますよ。(入口入ってすぐに置いてもらっています!)

その有田一番館で現在「夏の有田 風鈴まつり」が行われています。

今年で4回目のこのイベント。

色んな方が参加されています。窯元さんの製品もあれば、作家さんの作品もあり、子どもたちの作品もあります。

その中から好きな風鈴を一つ選んで投票するんですが、投票した人の中から抽選でプレゼントがもらえるそうです!!

有田にお越しの際は是非、JR有田駅前、有田一番館にお寄りいただいて、投票されてはいかがですか?

私のお勧めの風鈴は・・・・28番!

うちの職人さんの作品です。
風鈴を見上げた時に中が見えても寂しくない様に、内側にまで沢山描き込んであります。
カクレクマノミを隠してある…?

細かく描き込んであるので見ごたえもあり、音もよかったですよ。


8月末まで行われていますので有田にお越しの際は是非お立ち寄りください。

作品を作りたい方も作れるようですよ~

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