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以前のブログ(ハマをご存知ですか?)でもご紹介しましたが、http://www.saga-houkago.net/index.htmlさんに「ハマ」を提供しました。

この「ハマ」に絵を描いてもらい、有田の伝統産業に少しでも触れてもらう機会を作っていこうと一昨年度より陶都有田青年会議所(社長が理事長を務めていた時からです。)のメンバーが事あるごとにハマに子どもたちが触れ合える場を提案してきました。

今年はそれが小城市に飛びました!

小城市にある佐賀県学童保育支援センターさんに「ハマ」を提供させて頂き、夏休みの学童保育期間中に絵を描いてもらいました。

テーマは「笑顔」

小城市の小学1年生から3年生までの学童保育に通う子供たちが夏休みに描いてくれました。いろんな笑顔があって面白いです。
それが先日9月20日に小城市で「学童フェスタ・男女共同参画フォーラム」で発表されました。

私も実際に見に行きたかったんですが、別のイベント(「半ケツとゴミ拾い」という講演会の受付をしていました。)に参加しなくてはならず・・・残念!!イベントって重なりますよねぇ~。

話しを戻します。

昨日はその学童フェスタ・男女共同参画フォーラムの報告をお礼に佐賀県学童保育支援センターの石橋さんと長尾さんがいらしてくださいました。

どんな風な作品ができたか、そしてどんな展示をしたか?それを可愛くアルバム風にして持ってきてくださいました。

ピンクの台紙に写真を張ってきて下さったんですが・・・・あれ?スキャンしたら背景が白くなっています(笑)

佐賀県には約5000人の子どもたちがいます。有田には7つの学童保育があり、内2つが民間(企業・NPO法人)が経営しています。小さな町にこんなにも学童保育があり、そして有田町が運営する学童保育は小学校3年生までしか受け入れをしていないという現実があります。

当窯もお母さんたちがたくさん働いています。彼女たちが安心して働くためにはこの学童保育はどうしても必要だと考えています。それはお母さんに限った事ではありません。お父さんだってそうですよね。安心して働くためにも放課後を安全に子どもたちが過ごせる環境整備が必要です。

企業のCSRとかそんなかっこいいものでもないかもしれません。
私達にできる事はそう多くないかもしれません。できる事は何でしょうか?
子どもたちが児童クラブで楽しい時間を少しでも過ごせる琴のお手伝いとして「ハマ」を提供しました。

佐賀県の子どもたちが佐賀県の主幹産業である有田焼に少しでも触れる機会を持ってくれたら、その時に楽しんで取り組んでもらえたら。
そう思い、これからも「ハマ」の提供を続けていきたいと思っています。

日本磁器創業400年祭で佐賀県中の子どもたちが「ハマ」に絵を描いてくれた作品を展示できたらいいですね!と石橋佐賀県学童保育支援センター長が仰ってくださいました。有田町民としてとても嬉しく思いますし、心強いと思いました。企業とNPO法人の協働事業として400年祭に少しでも貢献できればいいなぁ~。

学童フェスタ・男女共同参画フォーラムの紹介記事
佐賀新聞

えい出版さんから発行されているmook、「食卓の定番365」で当窯の製品をご紹介いただきました!!

今回は片口(中)と醤油差し!

片口ってホントに使い勝手がよくって、食事を盛る器としてもかっこいいし、もちろんドレッシングなどを入れて使ってもOK!うちの片口は見た目重視のなんちゃって片口(笑)ではなくちゃんと使えるお利口さん片口なので本当に便利です。
片口(中) w220mm×d140mm×h90mm
赤釉    3,528円  

黒呉須ルリ  3,234円  

青白磁    2,940円  

白磁    2,940円  

醤油差しもお利口さん。
佐賀県の県有特許である撥水加工を施しているので液だれしないんです。
ピッとお醤油が止まる!食卓の上に置いておいてもテーブルが汚れないし、テーブルクロスをひいていても問題ないんです。

醤油差し 錆千段 φ45mm×55mm 4,200円(台付き)

いつものご飯茶わんもご紹介してもらっています。
確かに持ちやすいんですよね、このお茶碗。

変形飯碗セット φ120mm×70mm 3,360円

名前も「変形(笑)」って感じですが、それもかわいい♪自画自賛ですいません(笑)

うちの子が褒められていると何だか嬉しいですね!

この嬉しさをみなさんにもお分けしたい!!という事でまた何かのキャンペーンを行うかも???
社長と相談してみさなんとこの感動を分かち合いたいです!

近いうちにお得な情報をお届けできるように頑張ります!!

大物作りもだいぶ完成形に近くなってきました。

でもまだ焼いていませんね。今日は窯入れをご紹介します。

有田焼は最低2回は焼きます。
初め焼くのは素焼。約900度で焼きます。その後に下絵をつけ、釉薬をかけて本窯に入れます。この時の焼成温度は約1300度です。赤絵がある場合はこの後、絵具の色によって700度~900度の温度で焼いていきます。

このうち、今日ご紹介するのは一番初めに焼く「素焼」です。

1m程の大きさのある花瓶をどうやって窯に入れるか?
こんな風にして入れるんです。

やはり人力。

まだ焼いていない生地なのでちょっとした衝撃でも割れやすくなっています。細心の注意を払って移動させます。

そのままつかむと指先など一か所に強い力がかかる事になります。それを防ぐために腕などの大きな面で支えるために二人が手をつなぎ、より広い面で持ち上げます。

花瓶を載せようとしているのは以前このブログでも紹介した「ハマ」
この上に載せて焼く事で歪みや割れを防ぎます。
なぜ、ハマの上に載せて焼くと歪みや割れを防げるのか??と思われる方もいらっしゃると思います。
それは上に載っている生地と同じ素材で作ることで焼く時の収縮率が同じになるからです。
収縮率の違う物の上に載せて焼くとどうしてもひっぱられたりして歪みや割れの原因になります。(接地面が小さい場合はあまり気にしなくてもいいのですが・・・・)

微調整しながら載せます。

この時は3本焼きました。

915度で18時間焼きます。
普通、小さなものばかりだと15時間焼くそうです。

今回は最高で915度で焼くようにしていたそうです。この細かな温度設定や時間なども職人さんの経験からくるもの。大きさだけではなく気温や湿度なども考慮されています。

焼き上がった後に色をつけます。

青くしたいから青い絵具を塗っているわけではありません。
これは「割れ」がないかを調べるために塗ってあります。割れていたり、ヒビが入っているとそこだけ絵具がたまって濃くなるので分かります。

今回は全ての花瓶が無事でした!!
実は、1本目の花瓶を焼く時、工場長が窯にお神酒とお塩をお供えされて、工場のみんなでお参りをしました。
職人さんができるのは窯に入れるまで。
窯に入ってしまうとあとは火の神様にお願いするしかありません。
(もちろん、温度のコントロールなどは行えますが、焼いている最中に窯の中を見ることはできませんし、停電にでもなったら窯も止まってしまいます。)
最後の最後は神頼み。人事を尽くして天命を待つ!です。

一先ず、大物制作はここまで!

この後の絵付け、釉薬かけ、本窯入れなどの作業はまだまだ続くのですが、この後の作業はしばらくしてからご紹介することになると思います。

料理自慢さん大募集!!します。

デザイン性と機能性を兼ね揃えた人気の3段重「CONIC(コニック)」。
発売以来皆様に愛され続け、来年で10周年を迎える当社のロングセラー商品となりました。

これを記念し、流行のシャーベットカラー新色4色を、2013年2月に東京ドームで行われる「テーブルウェア・フェスティバル 2013」で販売します。

それに先駆け、ドーム販売までの期間、 この新作CONICに合う料理やそれを盛りつけた画像を ご提供いただき、CONICの魅力を皆様に伝えて下さる方を 募集します。

募集人数は、各色1名・合計4名の方。
募集期間は、9月18日(火)~30日(日) 24:00まで。
料理研究家、飲食店、主婦など、どなたでも応募可能です。
応募フォームに貴方がこれまで撮影してこられた料理画像(コニックに盛りつけていないものでも結構です。ご自慢の写真をお送りください。)を添付し、当窯までメールにてご応募ください。

当選者の方にご提供いただいた料理写真とレシピは、当社のホームページやFacebookで紹介していきます。さらにそのレシピを冊子にし、 「テーブルウェア・フェスティバル 2013」配布いたします。

また、当選者の方を有田までご招待し、CONICと一緒に使いたい器の開発 にも携わって頂こうと思っています。

CONICの魅力を引き出してくれる皆様をお待ちしております!

ご自慢の料理の写真をお見せください。
コニック以外の食器に盛ってある料理で構いません!
貴方のベストショットをお待ちしております。

ご応募頂いた方から7代目弥左ヱ門窯当主松本哲が4名の方を選ばせて頂きます。
まずはその4名の方に新色コニックをお送りいたしますので、それのあった料理を作って頂きそのレシピと料理の写真をお送りください。

その後、コニックの合う器の開発にも関わって頂きたいと思っております。

まずはご自慢の料理の写真をお送りください。
お待ちしております。

詳しい内容、ご応募は特設ページをご覧ください。

やっと乾燥までやってきました。
私もまさか、電球で乾燥させているとは思ってもみなかったんでびっくりしました。それも職人さんの「勘」で乾燥具合を見極め電球の位置を変えていくそうです。

実はこの電球の位置を変えるタイミングが難しいらしく、一本割れたそうです。
職人さんはかなり落ち込んでいました・・・。

で、今回は綺麗にする削り。
どこを削るかというとココ!

ココまでと書いてあるところが本来の口になる部分です。ここまで落とします。
とはいえ、一気には落としません。

写真がなくて申し訳ないのですが、金の物差しで半分くらいの高さのところに筋をつけていきます。すると、薄くなり、ある瞬間パリっと切りとれるようになるそうです。

あとは正円になるように、ゆがみがないように削っていきます。

では、本体。

分かります?凸ってしているところがあるのが。

ここを削っていきます。

長い棒を向うの壁に押し当てて、位置がずれない様にして削ります。

こんなんですね。

かなり生地の粉が飛び散ります。壁の方に集塵機があるのでそこに粉が吸い込まれていきます。奥に向かって粉が舞っているのが分かりますか??

この工程で形が決まります。

上の写真で見て頂いた筋を取るだけではなく本当に形を決めていきます。
回転台に乗せると正円でない事がよく分かるので、それをできるだけ歪みなく形を整えていきます。だからと言ってたんに削ればいいというのではなく、生地の厚さを考えて、割れない厚さでしかも歪みがないくらいに・・・と色々難しいとか。

だいたい職人さんがかかりっきりで半日以上かかるそうです。

ここまでつるつるになりました!

今作っている大きさが、2尺、2尺5寸、3尺という大きさです。

1尺が30センチなので60センチ、75センチ、90センチの高さの花瓶を作っています。
でも今まで見て頂いた写真はそれよりも大きく感じませんか?
焼物はなま生地の状態から焼き上がりの状態になるまでに約10%以上縮みます。3尺の花瓶は1mくらいの大きさがあるんですよ。

比較として

これは素焼と出来上がりの大きさの違いなんですが、これ以上に違いができるんですよ~。

なかなか、続けて書けませんが、大物作りその3です。

生地を型に流し込んだところまでは書いていたと思います。

で、この状態ですよね。

でこのままで乾かしているんですが、このままではないんですよ。重力などの関係?かと思うんですが、上の方から乾いていきます。
上の方から型を外し

仕方ら電球を入れて電球の熱で乾かしていきます。

少しづつ電球の位置を下げていきます。
均一に乾かしていかないと割れてしまいます!!

これってLEDではできないよねぇ~と考えてしまいました(笑)

これが完全に乾くとこうなります。

夕方に撮りに行ったので画面が暗くてすいません!!

口の部分が上の方まで泥しょうを入れていたのでかなり高くなっていますね。
これを綺麗にしてから素焼をします。

なんで綺麗にするのかというと、いくつかの型を組み合わせて一つの大きな形にしていましたよね。石膏型の一つ一つの間にどうしてもバリみたいなものができます。
それを滑らかにしなくていはいけません。

暗くてすいません・・・・
分かります?線が入っているの。この線を消して、形を丸く、滑らかにしていきます。

伊勢丹新宿店本館地下1階=茶の道でJAPAN AUTUMNの器を使っていただいてます。

お月見デザインのティータイム。
中秋の二十四節気は白露と秋分の二つ。朝霧の水滴や昼夜の長きに秋の兆しを感じる日本独特の季節を表す名前です。


月見を楽しむこのシーズン、満月に限らず、満ちていく月、欠けていく月のそれぞれを愉しむお茶の時間も素敵です。

アフターディナーに楽しめる月にちなんだ和菓子の意匠を集めました。
主菓子 ≪菓匠 清閑院≫秋夜のうさぎ
器 ≪ARITA PORCELAIN LAB≫JAPAN AUTUMN 三方なぶり鉢 GOLD

主菓子≪浦和 花見≫白鷺宝
器≪ARITA PORCEDLAIN LAB≫ JAPAN AUTUMN 盛鉢 GOLD。

千菓子≪塩芳軒≫ふやきせんべい・さや豆
器 ≪山田平安堂≫丸皿 日月

お月さまのイメージに使って頂ける事が嬉しく思います!

JAPAN AUTUMNは皆さんで楽しい時間を過ごされる時に使って頂けたらより嬉しいですね。

つくっとサガってご存知ですか?
昨年から始まったこの事業。佐賀県からの委託事業のようです。
今年は佐賀広告センターという企業が受託されています。

「デジタルコンテンツ産業育成推進事業」受託事業者
佐賀県内のクリエイティブ分野の1つのメディアになり、才能豊かな県内クリエイターの情報を発信し、県内外からの印刷やデザインといった既存産業とこれらの産業の案件受注を促します。 クリエイター同士のコミュニティーを図ることより、技術向上や人脈のつながりに貢献し、デジタルコンテンツ産業の発展を目指すのがこの事業の目的です。

その中でもクリエイティブの力を奮っていただく「創人Saga(つくっとサガ)・アワード2012」を開催が開催されています。
今回は、「佐賀の企業を元気にする」をテーマに、実際に佐賀の企業が抱える課題テーマに対して、ビジネスに役立つクリエイティブを募集されています。

昨日、当窯で第1回目のワークショップが行われました。
(その他にも諸富家具さん、サガンドリームズさん、竹下製菓さんもクライアント側としてエントリーされています。)

まずは事業受託者である佐賀広告センターさんよりプレゼン資料の作り方の説明。

その後互いに質問をしていきます。

クリエーターの育成のための事業をお話しを聞いていたので若い方ばかりがいらっしゃるのかと思っていたら、そんな事もなく(すいません)、県内でも立派に活躍されている企業さんやクリエーターさんばかりでした。


本来であればこのワークショップは佐賀県庁で行われるのですが、焼物作りの現場を見てもらわなければ!!という社長も熱い想いで有田の方で開いて頂く事ができ万した。他の企業さんは平日の夜、県庁でワークショップを行われるようですね。

ちょうど良かったのは、このブログでも紹介している大物製作をしている途中だった事。
三尺の花瓶や大皿の生生地(素焼前の生地)を見てもらう事ができました。焼いて3尺なので今はそれよりも一割以上も大きな状態。これも有田焼なんだと体感して頂くことで有田焼の多様性や概念にとらわれない作品作りに役に立ててもらえたらと思っています。


せっかくなので、昨日来て頂いたクリエーターさんやクリエイト企業の方々をご紹介します。

EDDIBONDさん

徳永芳通さん(有限会社プライム)

鷹巣翼KUROKAMI graphicさん

さがさがすさん

前回のブログでは泥しょう(ドロドロの粘土)を型に流し込むところまではご紹介いたしました。

型に入れたどろどろの泥しょうはどうなったんでしょうか??

5時間後、ドロドロの泥しょうは石膏型に水分を吸われ、硬くなっています。
とは言え、中までで全部が硬くなっている事はなく、石膏型に近い部分だけです。
まだドロドロの泥しょうを型の中から出さなくてはいけません。

あんな大きなものをひっくり返して中身を出すためにはこれが必要!
フォークリフト!!!

人力だけでは無理です。

ちょっとだけ中身を抜いて(吸って?)
ここからは連続写真で!

ほぼ人力ですね(笑)
この状態でまた乾燥させます。だいたい1週間です。

有田焼って、意外といろんなものを作っています。

食器のイメージが強いかもしれませんが、食器もいろんな食器があります。

家庭で使う食器、飲食店で使う食器、学校で使う食器・・・・

食器以外でも表札やスイッチプレート、傘立て、飾り用の壷やお皿、タイル、そして前回のキャンペーンでもご紹介していたテーブルセットなどもそうですよね。

うちでは作っていませんが、工業製品もあります。
元々有田は100年以上前に外国から輸入していた「碍子(絶縁体)」を国内で作るように国から指示が下り、研究開発し最終的にが外国へ逆に輸出するほどまでになったそうです。

そういった流れもあり伝統的に工業製品も作られています。

で、翻って有田製窯のお話し。

現在本社のある黒牟田の工場は元々大物専用の工場でした。
ご存知の方も多いかと思いますが、松本家というか、有田製窯も波乱万丈の歴史を刻んでいます・・・。

現在は工場の統廃合を図り、黒牟田の本社工場でのみ生産しています。

ここ最近、大物の注文があっています。
何人がかりで寄ってたかって作っていく様子に圧倒されます。

これは石膏で作った型です。

小さなものですとこのくらい。

分かりずらいですがこれで約30センチくらいの長さです。

型の上の部分

持ちあげて 人力で移動!

そして合体!!

この後きっちりとベルトと縄で固定します。

きっちり締めあげないと、隙間から泥蒋(でいしょう)が漏れてしまいます・・・

泥蒋投入!!
二人で作業するのは、一人が型をくるくる回すため。
結構なスピードで回します。そうすることで均一に力がかかるため、綺麗な焼物が出来上がるんだそうです。

満タンになりました。
口の上にもワッカを置いて、型よりも多く入れます。
満タンに入れることで均一に圧がかかるんだそうです。

ワッカの部分から少し漏れてます。
これを粘土で目止め。

この状態で5時間置いて中の泥蒋をひっくり返します。

この先はまた今度・・・・。

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