» 2013 » 8月 » 10のブログ記事

久々にですが、大物を作っている様子をご紹介します。

今回は2尺5寸の花瓶。
2尺5寸の長さをグーグル先生に聞くと75.7575758 センチメートルだそうです。
焼きあがりが、この大きさ約76cmなんですが、焼く前なので1割以上大きい。大体90cmくらいかな?

今回は始めから作るのではなく、形を整えるところから始めます。
昨年、型で成形までは終わらせて保存していました。

これまでの作業は以前のブログで・・・。

最後の4つ目のブログでは削りの部分の写真が少なかったですね(汗)
今回はバッチリ書かせてもらいます!

これはろくろの上に載せて、真ん中に花瓶が置くために微調整しているところ。小さなものならポンポンと叩いて「芯」を取るのですが、ここまで大きいと難しい。ちょっとづつ押してずらします。


ざっくりと口の上の部分を削ります。
ざっくりといっても平行を取らなければなりません。割れないように慎重に・・・・。

先の壁に突き刺している棒は、削る位置がずれないようにするためのものです。板には沢山の刺し傷が・・・。

ひっくり返して底からし上げます。
とても一人ではひっくり返せないので2人かかり。
2人で手をつないで、(ラブつなぎ?って言うんですか?指をからませるつなぎ方)手のひらではなく腕全体を使って持ち上げていどうさせます。

夏は正直暑苦しく見えますね・・・・おじさん2人手をつないで・・・

真剣な顔ですね。
高台をまっすぐ作っておかないと、出来上がりが不安定になるため真剣さが違います。
一気に削るのではなく、全体のバランスを見ながら削っていきます。

下の方まで削っていきます。できるだけ凸凹をないくしていきます。
型の石膏はいくつかを組み合わせて作ります。型と方の間にはどうしてもバリができるので、それを削ります。

ある程度ツルツルになったら、今度は長く薄っぺらく柔らかい金属の棒の様なもので表面を削ります。

これは鋸の歯。
ぎざぎざの部分ではなく、背の部分で削ります。
小さな剃刀の刃でし上げられる方もいらっしゃるそうですが、大きいものは鋸の歯が一番いいと職人さん。

この後またひっくり返します。

だいぶ綺麗になったように見えますが、まだまだ線が入っていますね。これがなくなるまで綺麗にしていきます。

他の職人さんにも確認してもらいます。
実はこの二人親子。親子2代で当窯で職人をして下さっています。

ベテランの手直しが入っています。

口を仕上げます。

この渕の分だけの厚みがあります。なのでかなり削っても大丈夫。
緩やかな曲線を削り出します。

あたりまえだけど、渕は中まで削ります。ここも見えますもんね!

最後に水ぶきします。

スポンジに水を含ませて花瓶を拭いていきます。水ぶきをすることで表面の細かな凹凸がなくなりより滑らかになります。小さな凹凸があると絵付けをするときに筆の運びが悪くなって描きずらいそうです。また釉薬の乗りも悪いとか。

ただ拭いているように見えますが、考えながら拭いているそうです。というのも、花瓶の表面にくっついている細かな生地の粉をスポンジで拭きとっているのですが、スポンジにその粉がたまり、逆にまた花瓶にくっつくことがあるそうです。
そうなるとボコっと粘土がくっついた状態になります。そうならないように気を付けながらスポンジをこまめに洗いながら拭いていきます。

もちろん口の中も!

最後の最後は目の粗い網を両手に持って、表面を撫でます。

この花瓶にどんな絵がつくんでしょうね!楽しみです。

最後に。。。
この大花瓶の横ではこんなものが仕上げられていました。

ちぃっちゃ!
これは蕎麦猪口です。大きな物とちぃっちゃい物を並んで作っているところが個人的には面白かったです。



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